ログベリファイアの使い方

映像と突き合わせてログの各イベントを検証するツール

目次

  1. 画面の全体構成
  2. ファイルの開き方
  3. 映像パネルの操作
  4. ログ開始位置の設定
  5. データパネル
  6. 検証の進め方
  7. フィルタ・タブ
  8. エクスポート
  9. キーボードショートカット

1. 画面の全体構成

画面は左右2ペインに分かれています。左側が映像パネル、右側がデータパネルです。

KEIRIN LOG VERIFIER 2026-03-30 15:43:34 ~ 15:53:07 全イベント 243 隊列 60 シーン 60 映像パネル A 01:23.45 05:30.00 ログ開始位置(秒): 30 設定 リセット -5s -1s ▶ +1s +5s 0.2x 0.5x 1x 2x 再生速度: 0.5x B: 再生コントロール 01:23 15:48:30 隊列: 一列棒状 フィルタ: すべて 隊列 シーン ケイデンス 姿勢 判定: 未検証 OK NG 時系列 243 隊列 60 ケイデンス 57 シーン 60 姿勢 15 C: タイムラインバー 02:00 隊列 一列棒状 5番 → 9番 → 6番 → ... OK NG Skip コメント... 02:05 ケイデンス 5番 ID:61: 72RPM / 34.8km/h D: データカード(検証ボタン付き) ログを開く 検証済ログをエクスポート JSON エクスポート OK:12 NG:3 未:228 E: エクスポートバー
ベリファイア画面レイアウト概要(A〜E)

2. ファイルの開き方

ログファイル

初回アクセス時にファイル選択画面が表示されます。.log ファイルを選択してください。検証途中で別のログに切り替える場合は、画面下部の「ログを開く」ボタンを使います。

映像ファイル

左側の映像パネルで「ファイルを開く」からレース映像(mp4等)を選択します。ブラウザ内で再生されるため、サーバーは不要です。

URLパラメータでも指定可能です:
keirin_verify.html?file=2026-03-30/race_4.log&video=race.mp4&offset=30

3. 映像パネルの操作

再生コントロール

ボタン機能
-5s / -1s指定秒数だけ巻き戻し
▶/❚❚再生 / 一時停止
+1s / +5s指定秒数だけ早送り
0.2x / 0.5xスロー再生
1x通常速度に戻す
2x倍速再生

1x 以外の速度では「再生速度: 0.5x」のようにインジケーターが表示されます。時間表示は100分の1秒単位です。

4. ログ開始位置の設定

映像の先頭とログの先頭は必ずしも一致しません。「ログ開始位置(秒)」で映像内のどの時点がログの 0:00 に相当するかを指定します。

映像 CM・紹介映像 レース映像 30秒地点 ログ ログの記録範囲 0:00 ← ログ開始位置 = 30 と設定 →
映像30秒地点からログが開始する場合、オフセット=30と設定

操作手順

1. 映像を再生してログの最初のイベントが発生する地点を見つける
2. その秒数を「ログ開始位置(秒)」に入力
3. 「設定」ボタンを押す

設定すると:

「リセット」ボタンで元の映像全体表示に戻ります。

5. データパネル

タイムラインバー

映像の現在時刻と、その付近のログイベントをリアルタイム表示します。映像再生中はアクティブなタブ内で最も近いカードへ自動スクロールします。

データカード

ログの各イベントが1枚のカードとして表示されます。

隊列
VLM隊列: 隊列タイプ、選手の並び順を車番カラーバッジで表示
シーン
VLMシーン解析結果: カメラアングル、レース状態、姿勢検出数等
ケイデンス
ケイデンス計測: RPM、速度、加速度
姿勢
VLM姿勢検出: 選手の姿勢変化(立ちこぎ等)と信頼度
レース検出
レース開始・終了の判定
状態
定期状態スナップショット: 検出人数、FPS、角度等

カードをクリックすると、映像がそのイベントの時刻にジャンプします。

6. 検証の進め方

各カードの下部に検証ボタンとコメント欄があります。

ボタン意味用途
OK正しい映像と一致していることを確認
NG誤り映像と一致しない。コメントに詳細を記入推奨
Skipスキップ映像では確認不能(カメラ切替中など)

同じボタンをもう一度押すと未検証に戻ります。検証状態は localStorage に自動保存されるため、ブラウザを閉じても復元されます。

推奨ワークフロー: 映像を0.5xスローで再生しながら、隊列タブで隊列の正誤をチェック → ケイデンスタブで値の妥当性を確認 → NGにはコメントを追加

7. フィルタ・タブ

カテゴリフィルタ

「フィルタ:」の後に並ぶチップをクリックすると、全タブで表示するイベントの種類を絞り込めます。

判定フィルタ

「判定:」のチップで検証状態ごとに絞り込めます。「未検証」で残りの作業量を確認、「NG」だけを表示して問題箇所をレビューできます。

タブ

タブ内容
時系列全イベントを時系列順で表示
隊列VLM隊列イベントのみ
ケイデンスケイデンス計測のみ
シーンVLMシーン解析のみ
姿勢VLM姿勢検出のみ
検出/状態レース検出と状態スナップショット

8. エクスポート

検証済ログ

元のログファイルの各行末に [VERIFIED:OK] [VERIFIED:NG] [VERIFIED:SKIP] タグとコメントを付与したファイルをダウンロードします。

出力例:
2026-03-30 15:45:35 [INFO] ... [VLM隊列] 一列棒状: ...  [VERIFIED:OK]
2026-03-30 15:48:30 [DEBUG] ... [Cadence] ...  [VERIFIED:NG] // RPM異常値

JSON エクスポート

パース済みのイベントデータに検証結果(status, comment)を付加した構造化JSONをダウンロードします。プログラムからの二次利用に適しています。

9. キーボードショートカット

キー動作
Space映像の再生/一時停止
1秒巻き戻し
1秒早送り
Shift + 5秒巻き戻し
Shift + 5秒早送り
入力欄(コメント、オフセット等)にフォーカスがある間はショートカットは無効です。